土足か、上履きか

歯科医院には院内に土足で入れる医院と、入り口で靴を脱ぎスリッパに履き替える医院があります。私の知る限り、矯正専門の歯科医院は比較的土足が多いようです。私も開業前から院内は土足にすることに決めていました。患者さんが医院に備えられているスリッパを使うことを嫌って、自分で上履きを持ってきていた例を何度も見てから、患者さんの立場に立った場合、上履き(スリッパ)は決して衛生的なものではないと思っていたからです。

歯科医院によってはスリッパを殺菌灯のある棚に並べて、不衛生でないことをアピールしている場合もありますが、殺菌灯はそれほど効果的なものではありません。やはり患者さんにとっては自分の靴をはいている方が衛生面で安心でしょう。上履き(スリッパ)を使用するのは専ら医院サイドの都合である場合が多いと思われます。すなわち土足によって床を汚したくないということでしょう。しかし私が見学して回った歯科医院に関する限り、土足にしている医院はどこも床がピカピカに磨かれていて上履き(スリッパ)を使っている医院よりよほど清潔感がある医院ばかりでした。土足にしている医院は床の清掃がおろそかにできないので、かえって清潔な状態が保たれているようです。私の医院は土足である上に、床の色は白なのでなおさら床の清掃は欠かせませんん。幸いなことにスタッフ一同、白い床の清潔感が気に入っていて常に清掃に気を使ってピカピカにしてくれています。だから入り口から院内に入るとき 「土足でいいのですか?」と気を遣ってくれる人がしばしばいるくらいです。荒井矯正歯科クリニックを訪れる方々は、白く輝く床に遠慮することなくどうぞ土足で入ってきてください。